コラム Vol.9:デルビ紹介
デルビ / Derbi (スペイン) スペインの名門オートバイメーカー
自転車からオートバイへ
デルビは1922年に自転車修理店として創業されました。その後モペットやオートバイ用のフレームを生産するようになり、1944年オートバイを製造する会社を投資家から資金を募って設立しました。第二次世界大戦後の1949年、ついにモペッドを生産するに至ります。1950年にはバルセロナ貿易博覧会に250ccのオートバイを出品しました。そのオートバイの名称はデルビ250と命名され、今日のブランド名になっています。
レースにも積極的に参加
その後、数々のモデルを生産し、国際レースにも参加するようになります。1971年および1972年にはWGP125ccクラスにて年間チャンピオンを獲得し、1999年には日本人ライダー 宇井陽一選手を起用したことで、日本にもその名が知られるようになりました。さらに、ピアジオ傘下に入ることで、より安定した経営基盤を確保するようになりました。
現在ではGP1 250のようなスポーティーなラインナップを数多く発表し、ジレラと並ぶスポーツスクーターの一大ブランドとなっています。
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