コラム Vol.9:アプリリア紹介

アプリリア / Aprilia (イタリア) 原付スクーターからリッタースポーツバイクまで扱うフルレンジメーカー

Aprilia Aprilia

1950年代に創業者であるカバリェ・アルベルト・ベッジオが、戦後の混乱期に人々の移動手段を提供する目的で自転車生産工場を設立しました。
当時は自動車やバイクが高価な時代の中にあり、廉価な移動手段として多くの人にアプリリアの自転車は受け入れられました。

アプリリアの社名は憧れの車から

社名にもなっているアプリリアは、創業者であるカバリェ・アルベルト・ベッジオが憧れていた当時の人気のスーパーカーの名前から取りました。遊び心のある社名は、その後スーパーカーよりも有名なバイクの名称になっていくのです。

モペッドの生産が転機に

1968年に自転車製造会社を息子のイバノ・ベッジオが引き継ぎ、彼は自転車にモーターを付けたモペッドを製造するようになり、これが今日のオートバイメーカー、アプリリアの原点となっています。

レースに夢中

1970年代に入るとモトクロッサーの生産に力を入れ始め、1974年に実験的なチーム体制の中 レースに参戦するようになり健闘しました。好結果に自信を深めたエンジニアは、 いち早くこのモトクロッサーをベースに一般市販車を開発し、ミラノショーで発表しました。

レースと市販車両の密接な関係は、今日のアプリリアの特徴となっています。 1977年のイタリア選手権で最初のタイトルを獲得、翌年世界選手権で3位入賞するようになり、 イタリア国内外にアプリリアのレースシーンが注目されるようななりました。

ヨーロッパブランドでは唯一のフルレンジ・ブランド

アプリリアは、50ccから1000ccまで製造するヨーロッパで唯一のブランドです。 アプリリアは人生における様々なライフスタイルの変化に対応できるオートバイを生産しています。 今日ではピアジオグループに入り、より安定した体制の元、数多くの優れたモデルを世に送り出しています。

[アプリリア ラインアップ]


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