ピアッジオの歴史
ピアッジオの歴史は、創造性の物語、革新的な才能が生み出した数々の優れたプロダクトの物語です。
1945年・1946年 ~ VESPAの誕生
べスパの最初のプロトタイプは、ポンテデーラで製造されました。このプロジェクトを開発したのは、最初の近代的ヘリコプターの父であり、 優秀な航空エンジニアであるコラディーノ・ダスカニオでした。
プロトタイプを見て、エンリコ・ピアッジオはすっかりその虜になってしまいました。エンジン音を聞き、 狭い中央部分とテールに対してたっぷり幅の有るシートを見て、エンリコは「スズメバチみたいだ!」と叫びました。 そこで、「スズメバチ」、イタリア語で Vespa が名前になったのです。
4月24日には、フィレンツェで特許が登録されました。これは、「リア・マッドガードと組み合わせたフレームと 機械的部分を全てカバーするケース構造を持ち、合理的なパーツと要素から構成されるモーターサイクル」というもので、ついにベスパが登場したのです。