EICMA ミラノショー 2010
今年で68回目を迎えた2010年ミラノショーが、11月2日から6日間の日程で、ミラノ市郊外のFIERA MILANOで開催されました。
このEICMAは、世界最大のモーターサイクルショーに位置づけられ、ベルルスコーニ・イタリア大統領が来場するなど、イタリア国家あげてモーターサイクル普及に取り組む姿勢が伺えます。来場者数は6日間で500,000人(昨年は450,000人)と大盛況ぶりで、イタリア人の二輪好きが現れています。
今年の大きな特徴は、これまで同時開催で別館での行われていた自転車ショーが、このEICMAの中に取り込まれた形で開催されることにより、全ての二輪であるモーターサイクル、スクーター、ハイブリットスクーター、電気スクーター、電気モペット、電動アシスト自転車、自転車と、正に二輪業界全体をアピールする展示会となっていました。
昨年急遽参加を取りやめたホンダやヤマハのEICMA出展や、屋内試乗コースが設置されたエコ二輪のコーナー「グリーンプラネット」の活況など、いくつかの明るい話題で今年のEICMAは例年以上の盛り上がりを見せていました。そんなEICMA 2010の雰囲気を画像でお楽しみください。
ベスパ
ベスパ PXシリーズ復活!日本でも大人気だったPXシリーズが2ストモデルながらマフラーなどの変更により欧州排ガス規制をクリア。PX125・PX150が出展されていました。さらにインジェクションエンジンを搭載したLXV125ieも発表されていました。
ピアジオ
ニューモデル Piaggio MP3 Yourban 300ieはそれまでのルックスを一新し、より未来的なデザインに変更されています。エンジンは300ccインジェクションを搭載。ベスパ GTS300のエンジンを搭載した3人乗りのコンセプトモデル、NT3 Concept Car。ハイブリッドバージョンも同時発表されました。
ジレラ
オプションパーツをフル装備のジレラ フォコ 500ie シルバー。
デルビ
Senda DRD Motard&Enduro。
ランブレッタ
新生ランブレッタはクラシカルなデザインのNEWモデル LN 125/150を発表。
アプリリア
アプリリアのニューモデルはアトランティック300S。初代の面影を残すボディラインとヘッドライトデザインが印象的です。
Part2 マラグーティ・プジョー・アディバ・LML・OJ・KYMCO・SYMを見る。
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